NASDAQ100 3倍ブルとNASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)を比較してみた

投資信託
この記事は約5分で読めます。

コツコツ積み立てて、着実に資産を伸ばしていく投資。これが現代の投資スタイルの王道といってもいいでしょう。地道な積立って大切なのです。

ただ、地道な積立が難しいものです。

そこで、今回は上昇率トップクラスのNASDAQレバレッジ3倍の商品2種を比較していこうと思います。

結論から言うと、NASDAQ100 3倍ブルの方が優勢だと私は思います。

NASDAQ100 3倍ブルとNASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)の比較

まずは、それぞれの投資信託の運用方針の違いです。

NASDAQ100 3倍ブル 運用方針(楽天証券)

米国の株式市場の値動きを享受する債券(円建)、ETF、ETN、米国の金融商品取引所上場株式および店頭登録株式、米国の債券、国内の債券、「ダイワ・マネーポートフォリオ・マザーファンド」、米国の株価指数先物取引を主要投資対象とする。日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの3倍程度となることをめざして運用を行う。原則、為替ヘッジを行う。

NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載) 運用方針(楽天証券)

原則、米国の株価指数先物取引の組入比率が信託財産の純資産総額の300%程度となるように買い建てつつ、市場局面がリスク回避局面と判定される場合、基準価額の下落リスクを抑制するために、株価指数先物取引の組入比率を調整する。米国の株価指数先物取引については、主として「NASDAQ100指数」を参照する先物を投資対象とする。原則、為替ヘッジを行う。

どちらもNASDAQ100指数を3倍程度の動きを目指すレバレッジ型のファンドなっています。

ただ、NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)は投資信託の名前にもあるように、マルチアイという武器を標準装備。

マルチアイとは・・・?

マルチアイとは

複数(マルチ)のリスク関連指標を用いて市場局面を判定する大和アセットマネジメント株式会社独自のモデルです。

市場局面がリスク回避的と判定される場合には、米国の株価指数先物取引の投資比率を調整することによって、基準価額の下落リスクの抑制をめざします。

NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)投資信託説明書(交付目論見書)

要するに、基本はNASDAQ100指数の3倍程度を目指すけど、「下落リスクが高まったら投資比率をある程度いじるぜ」ってこと。

指数連動が好きな人には、あまり嬉しくない仕組みですね(そもそもレバレッジ型なので指数連動してないけど)。

ちなみに大きな下落局面が来ていないのでマルチアイの実力はまだ不明です。

NASDAQ100 3倍ブルとNASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)の比較表

次に、比較した各投資信託それぞれの比較した表を作成してみました(2021年5月24日時点)。

NASDAQ100 3倍ブルNASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)
信託報酬(SBI証券)通常時1.52375%以内/安定運用時0.088%1.4075%程度
信託報酬(楽天証券)1.52375%1.4075%
手数料(SBI・楽天)なしなし
委託会社大和アセットマネジメント大和アセットマネジメント
純資産31.79億円6.33億円
積立×
設定日2020年10月23日2021年03月26日
償還日2023年10月20日2026年03月25日
値上がり率
ランキング
1位2位

信託報酬ではNASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)が優勢。

大きな違いとして積立が可能か否かで、積立投資したい場合は必然的にNASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)になります。

NASDAQ100 3倍ブルの償還日が2023年10月と若干早いが、3倍レバレッジ商品をそこまで長期で持つかというと疑問なところ。長期保有を検討している人は気を付けましょう。

チャートからマルチアイ搭載の実力を見ていこう

こちらは2021年4月1日から5月24日までのチャートの動きです。

二色の虹が出来てしまった…

同指数に連動しているので、当然のことながら動きはほぼ一緒。誤差レベルでNASDAQ 3倍ブルの方が優勢

そして、こちらはNASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)が登場してからの下落局面を現したチャート(4月30日から5月24日まで)。

下落局面を見ることによってマルチアイ搭載の効果範囲を確認していきます。

表にするとこんな感じ。

NASDAQ100 3倍ブルNASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)
最高基準価格(4/30)15,54312,299
最低基準価格(5/13)12,4739,894
下落率19.75%19.55%

本当に、誤差レベルで下落局面では強い印象を与えます。ただ、マルチアイ搭載投資信託は登場してから短く、1か月という短い期間での検証なので、いまだ実力は不明。

長い下落期間だともっと効果が出るのかもしれません。

今後検証を続けていき、随時更新しながらマルチアイの実力を暴いていこうと思います。

NASDAQの3倍レバレッジ投資信託ならNASDAQ100 3倍ブルを購入する

今回の比較を踏まえて、私ならNASDAQ100 3倍ブルの購入をすると思います。理由は以下の1点。

NASDAQ100 3倍ブルを購入する理由

  • マルチアイの実力が不明

問題はマルチアイ、お前だ。

下落局面でマルチアイがうまく働いたとしても、その後の上昇局面でうまく上昇できない可能性がある場合が一番怖い。

現に、4月1日~5月24日までのランダムウォークしている場面ではNASDAQ100 3倍ブルの方がパフォーマンスが良いのです。

現段階での、私の中の結論は以上の通りです。今後の値動きを見て、この結論が変わるかもしれないですが、その時は記事を更新致します。

タイトルとURLをコピーしました